外国語学部

英米語学科

Department of English Language Studies 新宿キャンパス

グローバル・ナレッジシリーズ

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第18回:「通訳の世界」

社会の第一線で活躍する方々を講師としてお招きし、実際のビジネス現場についてお話しいただく外国語学部連続講座「グローバル・ナレッジシリーズ」。2015年度よりスタートし、外国語学部の学生は学科・学年を問わず聴講することができます。
11月22日(火)の授業は、英米語学科長・柴田真一教授のアレンジのもと、ゲストスピーカーとして、アメリカの大手保険会社通訳部マネージャーの神藤理恵氏をお招きし、「通訳の世界」をテーマにお話しいただきました。

  • グローバル・ナレッジシリーズ第18回_1
  • グローバル・ナレッジシリーズ第18回_2
  • グローバル・ナレッジシリーズ第18回_3

神藤氏は大学院修了後、社内通訳者としてグレイワールドワイド(広告代理店)、ナイキジャパン、スターバックスジャパン勤務を経て、現職では日々の社内会議や研修などの通訳・翻訳をされています。
授業は、通訳の種類とそれぞれの特徴の説明から始まり、神藤氏ご自身のキャリアにおける通訳の仕事について、具体例を用いながら学生の目線で分かりやすく語ってくださいました。実際に行われたTEDスピーチの同時通訳に学生がチャレンジする演習では、緊張した面持ちながら、同時通訳がどういうものかを実体験することができ、大いに盛り上がりました。
通訳に求められるコミュニケーターとしての素養、ノンネイティブ(英語を母語としない話者)の英語に慣れることの重要性、第二外国語との向き合い方など、語学学習のヒントが満載の授業でした。

グローバル・ナレッジシリーズ
「通訳の世界」の授業レポート
外国語学部英米語学科 4年 海藤 麻友

今回の講義では、現在アメリカの大手保険会社で通訳・翻訳者として働く神藤理恵さんに、通訳の仕事をする上での難しさや楽しさについて、とても興味深いお話を伺うことができました。「通訳という仕事は、世代を越えて、考え方の違う人や価値観、世界観をも踏まえて、その人の言葉をその人らしく訳す」という神藤さんの言葉が印象的でした。また、今や英語を使うのは時代の流れとして必要とされていることで、ネイティブだけではなく、いろいろな国で使われているいろいろな発音の英語が共通語になり得る"world Englishes"(文化や言語を越えて関わる世界)という考え方にとても共感しました。実際に自分が留学した際にも感じていたことが、世界レベルで起きているのだと改めて感じ、グローバル化がさらに加速しているのを実感しました。
講義の後半には、実際に神藤さんが仕事中にも使っているという翻訳機を通して翻訳する、という貴重な体験をさせていただきました。テレビを見ている中で通訳者が話すようにはスラスラと英語が出てこず、悪戦苦闘しながらの翻訳でしたが、実際の状況に近いような形でレクチャーしてくださったことで、通訳の仕事がどんなに大変なものかを身をもって体験できました。神藤さんは通訳者として働く一方で、大学院に通いながら学び続け、さらにはスペイン語の勉強も独学で進めているという話を聞き、努力家で謙虚な姿勢がとても素敵だと思いました。努力を惜しまずに、自分がしたいと思うことに全力を注いでいる神藤さんの姿を是非見習いたいです。
本日は、大変貴重なご講義をありがとうございました。