外国語学部

日本語・日本語教育学科

Department of Japanese and Japanese Language Education 新宿キャンパス

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日本語・日本語教育学科の専門教育科目「日本文学(近世)」で、短歌を作りました

日本語・日本語教育学科の専門教育科目「日本文学(近世)」で、短歌を作りました
岩田講師が揮毫した色紙

外国語学部日本語・日本語教育学科の専門教育科目「日本文学(近世)」の授業では、毎年、江戸時代末期の歌人・橘曙覧(たちばなあけみ/1812~1868)について学んだあと、その作品『独楽吟』にならって、「たのしみは」で始まり「とき」で終わる短歌を作ります。
『独楽吟』52首は、近年日本でも取り上げられることが少なくなっていました。しかし、1994年、天皇皇后両陛下訪米のおり、当時のクリントン大統領が歓迎式典でその中の1首「たのしみは朝起きいでゝ昨日まで無りし花の咲ける見るとき」を紹介して以来、広く再認識されるようになっています。

今年度は、10月21日(火)の授業で各自1首ずつオリジナルの短歌を作り、10月28日(火)に受講学生全員でそれを選歌しました。
以下は作品例です。

  • たのしみは 眠気と戦い大学に着いて「やったぁ」と満足するとき
  • たのしみは 何かは知らない花が咲きしらないままに匂いかぐとき
  • たのしみは レポートを書いたその後に突然教師にほめられたとき

こうしたバラエティに富んだ作品の中から互選で、
「たのしみは 電車に乗っていざ出発窓を見るたび変わりゆくとき」が最高点を集めました。作者の学生は幼いときの記憶と、成長してからの新しい思い出が二重写しになっていると説明しています。こういった作歌体験が、後の創作活動の契機にならないとは言い切れません。学生の将来に期待したいものです。
また、この1首を、専門教育科目「書道」を担当する岩田有希子講師(2015年4月着任予定)が揮毫しました。色紙は作者の学生に贈呈されます。