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Department of Childhood Education and Welfare 新宿キャンパス

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マレーシア臨地研修④ミンデン ハイト小学校での活動

児童教育学科「マレーシア臨地研修」での感動をあなたへ!④
-ミンデン ハイト小学校での活動-

マレーシア臨地研修_0

2月28日(日)から3月10日(木)までの12日間、マレーシアのペナンにて行われた児童教育学科の「マレーシア臨地研修」。レポート第4弾は、自閉症児教育センター、老人ホームでの活動について紹介します。

自閉症児教育センターの設立者の一人であり、マレーシア科学大学副学長でもあるダトー・スージー博士の紹介で、センターで活動することができました。(ダトーとは、国家に功績があった人に与えられる称号です)
学生たちは、センターで治療教育を受けている子どもたちを対象としたレクリエーション指導を実施しました。ハンドゲームやハンカチ落としなど身体を使った遊戯を楽しみ、「ドラえもん」「上を向いて歩こう」など日本の歌を歌うと、センターの教室は子どもたちの楽しそうな歓声でいっぱいに。
日本の文化を教えながら交流を深めるうちに子どもたちが満面の笑みを浮かべると、最初のうちは不安げに見学されていた保護者の方々も、穏やかな表情で見守ってくださっていました。
子どもたちや保護者の方々からは「今度はいつ来てくれるの?」と次を楽しみにする声が聞かれ、センターのインストラクターの方も引率指導の中山博夫教授と熱い握手を交わすなど、絆は深く強まったようです。この経験は、確かな自信と充足感を学生たちに与えてくれました。

学生のレポートをいくつか紹介します。

●最初は、子どもたちとどのように交流をしようかと少し不安な部分がありましたが、ゲームやパズル、手遊び、歌などを通して一人ひとりと向き合うことができました。

●今まで自閉症の子どもたちと接した機会がなく、不安は少なくありませんでした。ですが、センターの先生の、子どもに対する支援の方法や指導のポイントなどを直接見ることができ、参考になりました。言葉だけなく、仕草一つ変えるだけで、子どもの反応が変わるのだということを学びました。

●少人数でのレクリエーションだったため、一人ひとりとしっかりコミュニケーションが取れ、とても有意義な活動になりました。将来の夢への第一歩を踏み出したと感じました。

●自閉症の子どもたちから、「待つ」ことの大切さを教えてもらいました。ゆっくりでもいいから、まずは子どもに行動させることに意味があるのだと感じました。

最後に訪れたのは、マレーシア科学大学の北側の住宅地、ミンデン地区にある老人ホームです。マレーシア科学大学のアイリーン博士のご紹介により、ボランティアに伺いました。
病を抱えていたり、身体に障害があったりする高齢者の方と触れ合うことで、学生たちにも今までとはまた違う気付きがあったようです。その様子を、学生のレポートから紹介します。

Aさん
「老人ホームには利用者の家族の方が頻繁に出入りしており、日本の老人ホームと比べて、とても賑やかで明るい印象を抱きました。また、マレー語や中国語が母語である方がほとんどで、私にはその言葉の意味を理解することができませんでした。何か良い方法はないかと考え、「気づく」という点に重点を置きました。その方が何をしようとしているのか、見て、考え、気づくよう心がける、ということです。ある方が咳き込んでいて、何かを探しているようでした。そこで私はティッシュではないかと推測し渡したところ、初めて笑顔を見せてくださいました」

Bさん
「老人ホームの方々に、私たちは日本の歌を贈りました。マレーシアでもよく流れているということで、歌い始めると手拍子をしてくださり、楽しんで聴いていただけて嬉しくなりました。中には思わず泣いてしまう方もいて、言葉や人種は関係なく、自分がその方とどう向き合うのかが大切なのだと実感しました」

本研修を通して、学生たちは「人と人との出会い」の大切さ、他者を思いやる心を学び、自分の世界を拡げることができたようです。
日本にいるだけでは経験できないことを、肌で感じ取ることができたのではないでしょうか。

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