社会学部

地域社会学科

Department of Community Studies 新宿キャンパス

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「地域社会創造演習Ⅰ・地域社会特別セミナーB」松本ゼミで朝日新聞記者とともに「日航ジャンボ機墜落30周年」について考えました

地域社会創造演習Ⅰ_0

地域社会学科が春学期に開講している「地域社会創造演習Ⅰ」「地域社会特別セミナーB」は3・4年次生を対象とし、学科教員の専門分野ごとのゼミを設けています。学生たちは、各分野に精通した教員のもと、地域社会学科の特色である「フィールドワーク」を研究手法として、自身の研究を深めることを目指しています。今回紹介する松本逸也教授ゼミは、あらゆる時事問題を取り上げ、それに関する徹底的な調査から分析、議論、結論立てまでを毎回実施。元新聞記者である教員のリアルな体験や、記者ならではの物事の本質を見抜く視点を学生たちへ教授しながら、ゼミを行っています。

7月16日(木)のゼミでは「日航ジャンボ機墜落の悲劇が、今、私たちに伝えることとは」をテーマとし、ゼミ生、教員、朝日新聞前橋総局記者の上田雅文氏とともに1985年8月12日に起きた「日航ジャンボ機墜落事故」について考えました。ゼミ生が事前に入手した情報や各々の意見を三者で交換。松本教授が記者時代に担当した本件の記事や現場で収めた写真なども公開され、学生たちは事故当時の生々しい様子を知りました。
日本の「安全神話」を崩したかのような30年前の大惨事と向き合い、学生たちは、「生命の大切さ」、「経済合理性を追究した結末」などについて理解を深めることができたようです。この事故にまつわる一つひとつのキーワードを結びつけることで、当時の情勢だけでなく、利益優先の企業体質や現代の事故・事件との関連性が見え、あらゆる時事問題の読み取り方を学べたようでした。
最後に上田記者からの取材に応じるなど中身の濃い120分間となりました。
当時の悲劇を知り、世の中へいち早く伝えた教員、30年たった今も大事故の記憶を風化させないようにと世の中へ伝え続ける記者に囲まれ、学生たちは普段のゼミ活動とは異なる緊張感に包まれながら社会を読み解くことを実感できたようでした。

  • 地域社会創造演習Ⅰ_1
    自分たちが生まれる前の時勢に思いをはせながら熱く議論を交わします
  • 地域社会創造演習Ⅰ_2
    機内の遺書はまさに"絶筆"。学生たちへ紹介する松本教授
  • 地域社会創造演習Ⅰ_3
    上田記者は現在の大学生が持っている多様な考えを引き出そうとしていました