社会学部

メディア表現学科

Department of Media Presentation 新宿キャンパス

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メディア表現学科が学科講演会「VRが更新するリアリティ」を開催しました

トークイベント
トークイベントの様子

去る9月26日(火)、本学新宿キャンパス研心館にて「目白大学トークイベント VRが更新するリアリティ」が催されました(文化庁メディア芸術祭実行委員会との共催)。遠藤雅伸氏(東京工芸大学教授)をモデレーターに迎え、第20回文化庁メディア芸術祭受賞作家4人が、最先端のVR(ヴァーチャルリアリティ:仮想現実)作品について熱いトークを繰り広げました。
石井晃氏・鈴木一平氏からは、カメラとヘッドマウントディスプレイを装着したユーザーの歩行方向を、一定の信号を出し、操作する「Optical Marionette(アート部門審査員推薦)」が紹介されました。「VRはリアルの感覚を体験するコンテンツと捉えられがち。でも、視覚情報をジャックすると新しいことにつながる」のです。松本啓吾氏の「Unlimited Corridor(エンターテインメント部門優秀賞)」では、湾曲した壁に触れつつ通路を歩いているのに、VRの視覚情報からは、高い足場を真直ぐ進んでいるような感覚が得られます。視覚や触覚、体性感覚を相互補完的に用いたこのVRは、実空間に縛られず、より開放的な空間体験を可能にします。阿部達矢氏の「anywhereVR(エンターテインメント部門審査員推薦)」は、海や星空を眺める従来のVR映像にスマホ画面を重ね合わせ、ユーザーの日常生活に寄り添う「ながらVR」を提供する試みです。
最後に本学の小林頼子教授が、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」を凸版印刷(株)とともに3D化したアプリ「ViewPaint」を紹介しました。デジタル画像処理した絵画をユーザー自らに操作させ、双方向的な作品鑑賞を可能にした作品です。
登壇者のクロストークでは、「リアルを追及するVRには、複数の感覚器官を相互的に用いるクロスモーダルな手法が欠かせなくなる」、「VR空間は日常とは異なるが、どこかで体感したことがあるからこそ面白い」といった指摘がありました。現実とVRの関係性は、今後、私たちの「リアリティ」をいかに更新していくのか。興味の尽きないトークイベントでした。

※今回の記事は、メディア表現学科4年 齋藤諒子さん、中山徹さんによるものです。


目白大学トークイベント VRが更新するリアリティ