社会学部

社会情報学科

Department of Social Information 新宿キャンパス

学科からのお知らせ

社会情報学科の高谷和夫教授が日本商品学会のシンポジウムで基調講演を行いました

日本商品学会シンポジウム

5月24日(土)、社会学部社会情報学科の高谷和夫教授が、早稲田大学国際会議場で行われた日本商品学会第65回全国大会のシンポジウムにおいて基調講演を行いました。シンポジウムのテーマは「PB(プライベートブランド)商品の過去、現在、未来」でした。高谷教授は「近年、消費者はPB商品の品質について評価し、購入に際しての抵抗感がなくなってきている。そしてセブン&アイの『セブンゴールド"金の食パン"』に代表される高品質PBが最近注目されている。ただ、このような高品質PBは価格が高めなこともあり、消費税増税後も引き続いて売れ続けるかは注視する必要がある。高品質PBのように、いわゆる品質グレードと価格の2つの軸だけでポジショニングする単品中心のPB開発政策は今後見直す必要があるだろう。つまり消費者の購買の代理人である小売業は消費者の求める価値(品質グレードだけではない)に応じて商品を考えることが必要である。そのためには小売業は生活者のTPOS(時、場所、場合、スタイル)の生活シーンから生活者のニーズを丹念に研究し、生活提案を目的に単品型PB商品の開発だけではなく、いくつかのカテゴリーを超えたアイデンティティあるコーディネート型PBの開発を行わなければならない」と提言しました。基調講演に続いて行われたパネルディスカッションにおいても「コーディネート型PBとは、たとえば1000万人以上といわれる糖尿病患者のための無糖・低糖商品や、地震などの災害に備えるための備蓄食品など、社会問題の解決を目指したものである。小売業はこのようなコンセプトの明確な商品をメーカーと協力して開発すべきだ」と述べ、会場は大学教員など多数の研究者の熱気に包まれていました。

社会情報学科 高谷和夫教授の教員紹介