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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「フードブランド戦略論」
"キリン一番搾りのマーケティング戦略"を学ぶ

フードブランド戦略論

有名食品企業の方々を講師としてお招きし、企業現場の貴重なお話をいただく社会情報学科の「フードブランド戦略論」。
11月13日(木)の授業では、キリンビール株式会社 マーケティング部門田邦彦氏をお招きし「キリン一番搾りのブランドマーケティング」をテーマに講義していただきました。

「キリン一番搾りのブランドマーケティング」の授業レポート
社会学部社会情報学科 2年 前田 なつみ

今回の講義では、キリンビールはブランド認知を軸にしたマーケティング戦略を行っていると学びました。お客様にブランドが認知されるほど、またその認知のレベルが深いほど、そのブランドは選ばれやすくなるそうです。つまり、お客様は知らないブランドより、知っているブランドを選ぶ傾向があり、認知が深まってポジティブなブランドイメージを持つと、より積極的にそのブランドを選ぶようになるということです。また、お客様の考えるブランドのイメージによって、ビールの味が変わると聞いて驚きました。ビールの味もブランドに対するお客様の印象に大きく左右されるということを知り、ブランドのイメージの重要さを学びました。また、純粋なビールを目指して作られた「一番搾り」は、うまみが多い一番搾り麦汁だけを使って作られており、キリンビールならではの製法だということを知りました。一番搾り麦汁と二番搾り麦汁をブレンドして作られる通常のビールよりも、すっきりしていてうまみ充分な味覚を実現しているそうです。
さらに、体感型マーケティングといった様々な施策を展開することで、お客様と「ビールを飲む喜びや愉しさ」を共有するという新たなマーケティングも行っているそうです。たとえば、2012年に開発された一番搾りフローズン<生>です。この商品は、冷たい生ビールの上に?5℃のフローズン状に凍らせた泡を盛り付けた新食感のビールで、飲食店での展開や、全国主要都市でのコンセプトショップの展開、SNSを利用した情報拡散などによって話題化を図ってきたそうです。その結果、若い女性客の関心を集めることに成功し、普段はあまりビールを飲まない女性など新たな顧客の開拓に繋がったとのことでした。"人に伝えたくなる"体験型マーケティングにより、一番搾りのブランドに対する20代?30代の評価も上がり、「一番搾り」缶の購入率は大きく上昇したそうです。このようなことからも、ブランドのイメージはとても重要なものだと実感しました。
この度は貴重なお話をいただき、ありがとうございました。

平成26年度 「フードブランド戦略論」予定表