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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「フードブランド戦略論」
"グリコ プッチンプリンのマーケティング戦略"を学ぶ

フードブランド戦略論

有名食品企業の方々を講師としてお招きし、企業現場の貴重なお話をいただく社会情報学科の「フードブランド戦略論」。
1月15日(木)の授業では、グリコ乳業株式会社 マーケティング本部 洋生菓子カテゴリーマネージャー 有馬卓氏をお招きし「プッチンプリンのマーケティング戦略」をテーマに講義していただきました。

「プッチンプリンのマーケティング戦略」の授業レポート
社会学部社会情報学科 2年 村山 はづき

今回の講義では、「あきらめないモノづくりの情熱が生み出した世界一のプリン」であるグリコのプッチンプリンの誕生、そしてロングセラー商品になるまでの経緯についてお話しいただきました。誰もが一度は口にしたことがあるプッチンプリンは、二年前には世界一売れているプリンとしてギネス世界記録に認定されたそうです。
プッチンプリンは、志高い一人の社員のプリンにかける情熱から生まれました。しかし発売当初はヒットせず、さらにオイルショックによる原材料の高騰という苦境に立たされましたが、「利益を考えずもっと美味しいプリンを作れ」という当時の社長の言葉から商品の改良を重ね、ロングセラー商品の歴史を歩み始めたそうです。
プッチンプリンといえば"プッチン!"すること。底のポッチをプッチンと折り、お皿に出し、プルプル揺らし、そしてスプーンですくって食べるという一連の楽しさがあります。こうしたプッチンプリンにしかない商品の固有的価値を伝えていくことが大切だということを知りました。物理的価値(おいしさ、食感のよさ、独特の甘さ、風味など)、経験価値(驚き、感動など)、そして心理的価値(いやされる、ほっとする、うれしくなるなど)などの価値構造をもつことで初めてブランドになるそうです。また、親は子どもにプッチンさせてあげたい、子どもはいつもプッチンしたい、大人もたまにはプッチンしたい。これを"プッチンマインドの刺激"と呼ぶということを教えていただきました。 プッチンプリンは、今年で43周年になるそうです。プッチンプリンの通常サイズは110gですが、2006年には重量400gのHAPPYプッチンプリン、2009年には手作りプッチンプリンなど、新しい楽しさを常に提案してきました。こうして他社とは違う「プッチンプリン」というオンリーワンの新たなジャンルを生み出してきたことを学びました。
この度は、大変貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。

平成26年度 「フードブランド戦略論」予定表