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Department of Social Information 新宿キャンパス

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「広告コミュニケーション論」で井上一郎氏による特別講義を行いました

企業の広告戦略およびマーケティングコミュニケーション戦略全般について、多様な側面から学ぶ「広告コミュニケーション論」。広告の歴史や販売促進、広報戦略の基礎などを学習した上で、広告戦略を実施した企業側の意図、そして生活者への影響について理解を深めることを目的とし、授業を展開しています。
6月22日(月)の授業では、コミュニケーション戦略の開発事業などに幅広く携わっている井上一郎氏(株式会社アサツーディ・ケイ ストラテジック・プランニング本部 商材開発室長)をお招きし、特別講義を行いました。

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「広告コミュニケーション論」の授業レポート
社会学部社会情報学科 3年 安藤 愛美

今回は、広告制作の第一線で働く方にお話を聞くことができる、大変貴重な機会となりました。
授業前半には昨今の広告におけるコミュニケーションのあり方について、また後半には複数の事例をもとに、広告戦略の打ち方についての講義を行っていただきました。
私は今回の講義を受けるまで、コミュニケーション戦略というのは企業が消費者に買ってもらうために働きかける、1対1で行われる行為だと思っていました。しかし、実はそうではなく、消費者が購入に至るまでに影響を及ぼす「支援者(サポーター)」という存在を含めた三角関係になっているということを学びました。消費者向けとは別に、支援者向けにコミュニケーション戦略をすることで、ブランドの口コミや評判形成につながるそうです。
私も、SNSなどでおいしそうなスイーツを見たときに甘いものが好きな友人にそれを教えた経験がありますが、それはまさに企業・消費者・支援者の三角関係に当てはまっているのではないかと思いました。
また、事例を交えた話を通して、広告はただたくさん打てばいいわけではなく、消費者・支援者への認知の順番や、時代に合わせたコミュニケーションの仕方を考えることも大切であると分かりました。ひとつの商品に対する「これは良い商品ですよ」という発信も、企業側だけが一方的に行うと、消費者・支援者は押しつけのように感じるかもしれません。つまり、どこから認知を作っていくかを考えなければ、商品やブランドの良さが伝わるどころか逆効果になってしまう可能性もあるということが分かりました。また、景気や天災など今の社会で起きている現象をふまえて、その時代によって商品を見せる角度を変えることで、より消費者の心に響く広告コミュニケーションになることも知りました。
今回の講義で事例を通したリアルな話を聞くことができ、広告コミュニケーションのおもしろさを改めて発見することができました。私たちは、普段なにげなく過ごしている中でもさまざまな広告コミュニケーションにふれています。これからは、広告の見方を少し変えてみたいと感じました。