社会学部

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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「ファッションブランド戦略論」
"TSIホールディングスのビジネス戦略"を学ぶ

サンエーインターナショナルのビジネス戦略を学ぶ

有名ファッションブランド企業の方々を講師としてお招きし、企業現場の貴重なお話をいただく社会情報学科の「ファッションブランド戦略論」。6月26日(金)の授業では、株式会社TSIホールディングス 管理本部 広報室長 山田耕平氏をお招きし「TSIホールディングスのビジネス戦略」をテーマにお話しいただきました。

「TSIホールディングスのビジネス戦略」の授業レポート
社会学部地域社会学科 2年 加藤 真澄
SANEI INTERNATIONAL
※「ファッションブランド戦略論」は社会学部の学部共通科目のため履修が可能です。

TSIホールディングスは、東京スタイルとサンエーインターナショナルが経営統合して2011年に設立された会社で、今年で5年目を迎えます。東京スタイル、サンエーインターナショナルともに1949年設立で、両社の歴史は長いといえます。
1970年代は、服を買うことは非日常であり贅沢品でした。情報源は新聞・テレビ・雑誌であり、情報源が少なかったために企業がコントロールして流行をつくることができる時代だったそうです。しかしそれ以降、ファッションの位置づけは大きく変化しました。現代は消費者ニーズのレベルが上がり、服を買うことは日常となっています。ショッピングセンターなどでいつでも手に入り、自分でアレンジを加えることもできます。それに加えて、インターネットの利用が増加し、世界中の情報を簡単に得ることができる時代になりました。今はもう「企業が流行をつくる」というのは死語になっているそうです。
つまり、さまざまなファッションから「自分らしさ」「自分のスタイル」を創りだせる時代となったため、企業側としてはいかに完成度の高いスタイルを提案し、付加価値をつけるかが重要になっています。昨今は、衣服を売るだけでなく、消費者の時間の使い方にも着目しているそうです。消費者は好きな人と過ごすときは心地のいい時間、空間でお金を使うため、企業はさまざまな手法でその時間を奪い合っていると教えていただきました。
また、TSIホールディングスはインターネットでの販売も行っていますが、当初はブランドの価値が下がるのではないかとの声も上がっていたそうです。ネット販売市場の著しい拡大を受け、今後はブランドの価値を保ちつつ、どうやって販売を進めていくかが課題になっています。 ファッションが時代とともに変化し、来年さえどうなっているのかわからない時代だからこそ、これから企業がどういったことを仕掛け、展開していくのか、消費者の一人として注目していきたいと思います。
この度はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

平成27(2015)年度 「ファッションブランド戦略論」予定表