社会学部

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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「フードブランド戦略論」
"ローソンの商品開発戦略"を学ぶ

"ローソンの商品開発戦略"を学ぶ

有名フードブランド企業の方々を講師としてお招きし、企業現場の貴重なお話をいただく社会情報学科の「フードブランド戦略論」。12月10日(木)の授業では、株式会社ローソン 商品本部 本部長補佐(兼)デイリー商品部 部長 鈴木嘉之氏をお招きし「コンビニが目指す専門の味?ローソンの商品開発と今後の取組み?」をテーマにお話しいただきました。

「コンビニが目指す専門店の味~ローソンの商品開発と今後の取組み~」の授業レポート
社会学部社会情報学科 2年 白阪 友紀

今ではコンビニスイーツといえばローソンという印象が強いですが、2009年時点のスイーツ分野での人気は、ファミリーマート、セブンイレブンに次ぐ3位だったそうです。当時ローソンは、来店客の7割が男性でした。しかし、世間のスイーツマーケットの客層は女性が圧倒的で、ここに大きなマーケットがあると確信したローソンは、新規プロジェクトを立ち上げたとのことです。ターゲットを20?30代の女性とし、1日のご褒美となるようなスイーツを目指し、価格やおいしさなどの本質的価値だけではなく、見た目など情緒的価値も大切にすることで「Uchi Cafe」ブランドを作り上げてきたそうです。
ブランドを象徴するヒーローアイテムとして市場では一本ロールケーキが流行っていましたが、ローソンは、「そこまで量はいらない」という隠れたニーズに目をつけました。そして、本格的なおいしさで1人前のロールケーキを商品化しようということで完成したのが、現在のプレミアムロールケーキです。専門店のような味を実現させるためにクリームの原材料や製造工程を全て見直し、24時間いつでも買えるというコンビニならではの強みを生かして、さらにブランド価値を高めることを目指したそうです。
商品の宣伝活動としては、テレビCMなどの大規模なメディアを使うのではなく、従業員へのクーポン配布など身内から徐々に商品の存在をアピールし、その後インフルエンサー(大多数のユーザーに大きな影響を及ぼす人物)による情報発信に大きく力を入れていたことがわかりました。
私は今回の講義を聞き、お客様の要望には全力で応え、その期待を超えるためさらに顧客の意見を取り入れるというローソンの姿勢や取り組みが、次々とヒット商品を誕生させている要因のひとつではないかと感じました。
本日はお忙しい中、大変貴重なお話をありがとうございました。

平成27(2015)年「フードブランド戦略論」予定表