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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「ファッションブランド戦略論」
"無印良品のブランド戦略"を学ぶ!

"無印良品のブランド戦略"を学ぶ!

有名ファッションブランド企業の方々を講師としてお招きし、企業現場の貴重なお話をいただく社会情報学科の「ファッションブランド戦略論」。5月6日(金)の授業では、株式会社無印良品 WEB事業部長 川名常海氏をお招きし、「無印良品のブランド戦略-ネットとリアル店舗の融合」をテーマにお話しいただきました。

「無印良品のブランド戦略-ネットとリアル店舗の融合」の授業レポート
社会学部社会情報学科 1年 齊藤 舞
MUJI

西友のプライベートブランドであり、食品のみ40品目を販売する1コーナーで1980年にスタートした無印良品。現在全国に約600店舗、約7,000アイテムを販売するまでの大人気ブランドへと成功した理由は、近江商人の「売り手」「買い手」「世間」の三方よしという考え方を商売の原則にしたからなのだと知りました。
具体的には、「買い手」であるお客様の声に注目したそうです。"缶詰のマッシュルームはなぜ端の部分が入っていないのか、端の部分を使わないのはもったいない"などのお客様の声から、今まで当たり前であったことを根本的に考え直し、商品作りをしていったということです。また、家電製品においては、基本機能以外の余計な機能を付けないことで、使いやすさと価格を追究した新たな商品展開が実現できたそうです。
無印良品が何よりも大切にしているものは、年間20万件にも上る「お客様の声」。ブランドがスタートした当初から続けられている「声のキャッチボール」は、毎週火曜日に行われる商品開発の検討と決定に活かされ、新しい商品を生み出す要になっているそうです。 また、無印良品の発案者の一人であるグラフィックデザイナー・田中一光氏の"シンプルを良しとする簡素の中の知性・感性"という考えも、無印良品が日本人の心をつかんだ理由なのだと感じました。
無印良品を運営する株式会社良品計画は、販売システムの多様化のため、店舗販売だけでなく、インターネット販売やITを活用したサービスにも力を注いでいます。そのひとつが「MUJI passport」というスマートフォン向けアプリケーションで、店舗での買い物やチェックイン、口コミの投稿でポイントがためられるなど、インターネットとリアルを融合させ、相乗効果を生み出すことをねらっているそうです。一時的ではなく、継続的にお客様とのコミュニケーションを図る企業努力が、その時代時代で多様な形をとっているということに感動しました。さらに、こうした取り組みを受け、三方よしの一つである「売り手」も、満足のいく販売ができているのだと感じました。
このたびはお忙しい中、大変貴重なお話をありがとうございました。

平成28(2016)年度 「ファッションブランド戦略論」予定表