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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「フードブランド戦略論」
"ローソンの商品開発"を学ぶ!

  • ローソンの商品開発_1
  • ローソンの商品開発_2
  • ローソンの商品開発_3

有名フードブランド企業の最前線で活躍する方々を講師としてお招きして、企業現場の貴重なお話をいただく社会情報学科の「フードブランド戦略論」。12月8日(木)の授業では、株式会社ローソン 商品本部 本部長補佐 兼 ベーカリー・デザート部 部長の鈴木嘉之氏をお招きし「コンビニが目指す専門店の味~ローソンの商品開発と今後の取組み~」をテーマにお話しいただきました。

「コンビニが目指す専門店の味~ローソンの商品開発と今後の取組み~」の授業レポート
社会学部社会情報学科 2年 猪井 穂乃香

現在のローソンスイーツ商品は女性に人気ですが、以前は来店客の7割が男性で、女性をターゲットにしていなかったそうです。そんなローソンが、大人気スイーツ「プレミアムロールケーキ」を作るきっかけとなったのは、百貨店の客層と洋菓子でした。当時、百貨店の来店客は9割が女性で、洋菓子が人気という"洋菓子ブーム"が起こっていたといいます。そこでローソンは、コンビニで洋菓子マーケットを展開するために、社内全体でプロジェクトを立ち上げ、「ちょっとしたご褒美」として選ばれるようなロールケーキ作りを始めました。
まず、コンビニのスイーツは生クリームが美味しくないというお客様の声に応えるため、当時流行っていた、ミルク感があり後味がすっきり軽いクリームにこだわって作ったそうです。専門店に並ぶようなクリームにしたことで、コンビニスイーツのイメージは大きく変わりました。今でもローソンでは、ミルク感が残る本格的な生クリームを使用しているそうです。私も初めてプレミアムロールケーキを食べたとき、生クリームが濃厚で、とても美味しかった印象が残っています。
また、洋菓子の中でも人気のロールケーキですが「1本はいらない」という声も多く、ローソンでは、当時はなかった"1人前のプレミアムなロールケーキ"という発想にたどり着きました。その後、普通のロールケーキではなく、スプーンで食べるという新商品として誕生し、大ヒット商品へと成長していったそうです。プレミアムロールケーキは、お皿の上に載せることができ、カフェ気分も味わえます。その小さなプレミアム感が、大ヒットの秘訣なのではと思いました。ローソンのプレミアムロールケーキは、その本格さと専門店レベルの美味しさが評価され、2010年モンドセレクション金賞を受賞しました。
現在は、新たなプロジェクトとして、ソーシャルメディアを利用したマーケティング活動を積極的に行っているそうで、今後もローソンの商品開発に期待したいと思っています。
本日は、大変貴重なご講義をありがとうございました。

平成28(2016)年「フードブランド戦略論」予定表